当店では、家紋表とは別に家紋のブログ記事を更新しています。

当店ブログサイト「家紋の原風景」をご覧ください。

この「家紋の原風景」において文様が紋となり家紋化していく話や、家紋のモチーフとなった植物や器物などを説明と同時に「家紋」を紹介しています。家紋表外の家紋も、日々刺繍家紋サンプルを作成して投稿しております。これらの家紋は全て命名旗、名前旗に刺繍することができます。

紋様の原風景サイトでは、家紋を「花紋」「植物紋」「尚武紋（武具や馬具など）」「動物紋（龍や鳳凰など空想上の霊獣、虫、海老などの生き物）」「天然紋（星、浪、山などの天象や地形）」「文様・図案（菱形、幾何学模様）」「器物・調度紋」などに大分類しご自身の家紋の図柄から探せるようになっております。また、番外として「家紋の外郭枠」を設け、ご自身の家紋に外枠がある場合にその外枠の種類から家紋名が推定できるようになっております。

ブログサイト「家紋の原風景」から家紋を選ぶ場合

当店のブログサイト「家紋の原風景」においてご自身の家紋が見つかった場合のご注文方法について記します。

商品カテゴリー「命名旗家　紋入り」「名前旗　家紋入り」の中から旗を選んで頂きますと、刺繍する項目の中に「家紋」の選択肢があります。

その際に一番上に表示される選択肢の「表にない家紋」を選んでください。

入力項目を埋めて「カートにいれる」をクリックすると、お客様情報の入力ページが表示されます。

その最後に「注文備考」欄がありますので、そこに「家紋の原風景」ブログにある家紋名を記述してください。

この方法で、ご注文の旗に家紋が刺繍されます。

「家紋の原風景」サイトでも家紋が見つからない場合について

日本に家紋は数万あるともいわれ、現在も増えています。さまざまな図象を組み合わせていくと無限ともいえます。 当サイトにある家紋表、「家紋の原風景」サイトはその代表的なものの一部ですので、当然リストや家紋ブログに存在しない家紋の方が多いです。

｢家紋　千五百種の美と歴史　樋口清之監修丹波基二著｣ によると

｢家紋｣とはむかしから、それぞれの家で用いてきた家の｢紋章｣であり名字(苗字)の目じるしとして用いる図象のことである。 たんなる会社の社章や学校の校章、都道府県市町村の標識とは違って、名字や称号によってあらわされる氏族や家の概念をふくんでいる。 　-略-　家紋の歴史的背景からすると江戸元禄期に庶民も公家、武士のように家柄や格式にとらわれることなくすきな紋を自由に使い出して意匠を組み合わせて家紋は増えていった。

とあります。この考えに基づくと、家紋は自由に組み合わされて良いものになります。従って家紋の種類は家主の求めに応じて増えていったのです。当サイトとしましては「各家で家紋として伝承されている紋章」を大事に対応していきたいと考え、リストにない家紋の命名旗製作について別途ご相談を承っております。

家紋表にない家紋のご相談ページへ移動します。

刺繍表現が困難な家紋例

一方、刺繍という｢縫い糸による図案表現｣では再現の難しい｢家紋｣もございます。例えば下記のような具合です。

• 石持ち地抜き紋

｢石持ち地抜き｣とは、本来染色(刺繍)を施さない部位を柄として浮き上がらせて「白抜」する方法です。 このような家紋を刺繍しても、柄が明確にならずにうまく刺繍表現できません 。特に「石持ち地抜き～」の家紋は刺繍表現に適しておらず、図案が不明瞭になりがちです。当ショップの対応としましては、「石持ち地抜き」に関しては「石持ち（黒地の輪郭）」部分に布をあてがい、白部分を刺繍する方法を採用して表現しています。

• 細かすぎる表現

細かい柄は、糸で図案を表す刺繍加工に適していません。針の打ちこむ面積が密集していると、糸が詰るだけでなく布が耐えられません。毛のような柄は正確な表現に適していないようです。

• • 虫などの繊毛表現
  • 鳥の羽表現
  • 無数の種子を正確に表現するに困難

そのような場合には、布地印刷を併用しながら表現します。

どのような家紋でも表現いたします

刺繍困難な家紋例を挙げさせていただきましたが、できないだろうと思われる家紋でも挑戦しています。又、刺繍表現はできなくても布地印刷では相当細かい家紋でも表現可能ですので貴方の家に伝わる家紋があれば命名旗、名前旗に記すことが可能です。

難易度や表現技法に関わらず、家紋入り命名旗、家紋入り名前旗は別途手数料は発生しません。

家紋名称がわからない方へ

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家紋表にない家紋のご相談

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