三種の神器

三種の神器

違い剣、八稜鏡、左三つ巴(のような勾玉だと思います)の紋なので勝手に三種の神器と仮称させていただきます。

この紋は栃木県にある高原山山域の鶏頂山、釈迦が岳の登山道にある弁天池の祠にあります。

この地は平家の落人に縁があり、平家の蝶紋と並んで刻まれておりました。安徳天皇入水の際に失われた三種の神器を示すものだと思われます。

瑞花双鳥八稜鏡【ずいかそうちょうはちりょうきょう】

 

八稜鏡に違い剣

八稜鑑に違い剣

四国剣山神社の社紋です。刺繍にある紋名は仮です。

家紋の外郭枠のような形をしている鏡が遺跡として出土しています。

外郭枠は当初、桔梗か鉄線ではなく、安徳天皇入水の際に失われた鏡ではないかと思われます。

剣山神社由緒以下引用

寿永4年(1185)、源氏との戦に敗れた平家の一門が安徳天皇を奉じて祖谷の地に
のがれ来たり、平家再興の祈願のため安徳天皇の「深そぎの御毛」と「紐劔」を
大山祗命の御社に奉納。以来劔山と呼ばれ、神社も劔神社と称されるようになった。
一時大劔権現と称されていたが、明治初年劔神社と改称し、明治3年崇敬大社に
列せられ明治6年郷社になる。
『阿波志』(藤原之憲著 文化12年[1815]に、阿波藩の藩撰の地誌として記されたもの)に
「劔祠 在祖山菅生名剣山上去名二里餘頂有石屹立髙三丈土人以神…謁以名曰劍…」とあり、
すなわち劔の祠は祖谷の菅生から二里のところに剣山という山の上にある。そして頂に高さ三丈
の岩(今の御塔石)があり土人これを以て神と為す。…その形の似たるを以て劔と曰う…とある。
劔山系には586社の社があり(西島神社・八劔神社・古劔神社・両劔神社・宝蔵石神社・
三劔神社など)その総本社が大劔神社である。
ご信仰としては、縁結びと安産の信仰がつよい。

瑞花双鳥八稜鏡【ずいかそうちょうはちりょうきょう】
瑞花双鳥八稜鏡【ずいかそうちょうはちりょうきょう】