起源は諸説あるものの、海外にも陰陽を表現する易学、古代ケルト遺跡やヨーロッパにも似た紋があり、人類にとって何かを象徴する普遍的な紋様です。

日本で発展した巴紋は諸説あります。

  • 水の渦巻きを表している
  • 勾玉のことである
  • 稲妻や雷にまつわる紋である
  • 雲を象ったものである
  • 胎児を表現したものである
雅楽 鼉太鼓

 

一方、巴紋は雅楽の鼉太鼓に描かれていますが、雅楽の様子は平安期の絵巻物にも数多く登場しています。向かって右側の太鼓には二つ巴と月を象徴する天飾りに鳳凰。左側には三つ巴の太鼓に太陽を象徴する天飾りと龍があり、巴紋の本来の意味を示しているようです。

 

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巴の家紋

剣輪に三つ巴

三つ組み巴

右金輪巴

木下日足

一つ帆巴

二つ入れ子枡に一つ巴

蕨巴

隅入り角持ちに一つ巴

隅切り角に三つ巴

三つ追い銀杏巴

稲妻三つ巴

庵に左三つ巴

庵に実付き柏巴

「見聞諸家紋」に記述あり 紋の形状より「柏巴」の蔓状の「実」の付いたものと推定しました。

地紙に地抜き三つ巴

沢瀉巴

三つ追い重ね沢瀉巴

変わり沢瀉巴

軸付き藤輪に右三つ巴

三つ柏巴

鬼柏巴

軸違い三つ柏巴

三つ割追い柏に三つ巴

三つ割り唐花に丁子巴

左一つ丁子巴