FamilyStyle について

当店は、インターネット上での店舗にて命名旗と名前旗を製造販売するお店です。

命名旗とは、新たに誕生した赤ちゃんに「お七夜」の日に名前を授ける「命名式」に掲げる「命名書」を旗地にお名前を刺繍し美しく誂えたものになります。

名前旗は、両親のお名前を記さないものになります。お好みで選んでいただければ宜しいかと存じます。

「命名旗」「名前旗」は命名式以降の赤ちゃんの行事、家族の年中行事にも活躍し、飾る度に誕生の日の喜びと感謝の気持ちを思い起こさせるものになると信じています。

 

FamilyStyleと家紋

当店の命名旗、名前旗には家紋を刺繍できるもの商品がございます。家紋を命名旗、名前旗にいれることにより、赤ちゃんが一族の仲間に属することを象徴するものとなります。その赤ちゃんが成長した時に自然と家族の紋を未来へ次世代へと引き継いでいくことでしょう。又、なによりご先祖に対しても家を守っている証にもなりますので是非、家紋付き命名旗をご用命いただきたいと思っております。

一方、家紋は書物で既に4千種類以上になっております。それらの書物では収まらない家紋も数多くあり、その種類は無限とも言えます。刺繍表現できる家紋と相当難しい家紋もありますが、当店では印刷技術なども併用して命名旗、名前旗の上にどんな家紋でも表現できるようになりました。ご自身の家紋が当店の家紋表に存在しなくても書物では見られない家紋でもお客様の家に伝わる紋付の着物やご実家の墓石に刻まれた家紋の画像などがあればどんな家紋でも再現いたします。

又、Web上で家紋を体系化してお客様に探しやすくする整頓作業は、なにか世の中に貢献できる作業になるようです。「千里の道も一歩から」ともうします。丁寧に刺繍家紋の種類を増やして、探しやすいサイト作りを心掛けてゆく所存です。

 

FamilyStyleの信念

「ご家族で過ごされる貴重な時間を大切にし、謹んで応援いたします。」

「伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ価値ある企業を目指しています。」

私たち日本人は枕草子のすばらしい例の通り、研ぎ澄まされた感受性をもってその時その時の季節を愉しんでいました。そして感謝をもって神様、ご先祖様を敬い奉り、自らの家を守る力としてきました。

一方、現在の日本の礎を築きあげてくれた昭和の高度成長期といわれる頃から、仕事優先の気運がそれまでの日本の地域文化の口頭伝承と行事参加の機会を減少させましたことは否めません。多くの人が時間に追われる毎日を過ごし、家族と過ごす心の暇(いとま)も減りました。

私たちは、そんな忘れ去られようとしている物事に、こころの余裕を取り戻す鍵があると思いました。年中行事を行う家庭は愛情に溢れています。それは年中行事を行う目的自体が家族の幸せと先祖の安泰、子供たちの健やかな行く末を祈る愛情の行いそのものだからです。こどもの頃に家族みんなでお奉り(おまつり)した行事は、楽しい思い出として、また日本で生まれた人としての季節感、先祖や国土を大事に敬うこころとして、子供達に引き継がれ、次の世代に引き継がれていくと思うのです。

当店は、そんな年中行事が大事にされることを願い、季節の移ろいを重んじ、伝統的文化や優しい風習を次世代に伝える些細なりにも力を尽くしたい所存でおります。家庭生活のなかで使える心休まる逸品を取り揃え、そのような品々を皆様にお届けできることを願う次第です。そして皆様の生活に潤いをもたらすことができたならばこの上ない喜びでございます。

店主

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FamilyStyle の由来について

現代日本では聞くに堪えない辛いニュースが流れていますが、その根本的原因は失敗した「家族の在り方」だと思っています。それらは既に家族でも何でもないバラバラな「個」で、先祖、親が何者であったのかさえ失われています。「逝きし世の面影」という書があります。江戸末期に日本に訪れた外国夫人イザベラバードのエッセイを基に編集された書ですが、その当時の日本は「子供達にとっての天国」だったそうで現代とは全く違う様相です。その時代に戻ることは不可能ですが、現代日本が「子供達にとっての天国」に近づければ「家族」という存在が負担だけではない存在になれれば、よい方向に変化するのではないかと思っています。

これは個人の推測にすぎませんが、先祖の墓参りや年中行事をちゃんとしている家族は幸せ比率が高いのではないかと思っています。教育とか躾とかではなく、その人が纏う空気が充実するように感じます。それは年中行事やお墓参りの行為自体が、神様やご先祖に感謝し、家族を疫病や災いから守っていただけるよう祈る愛情の行為を普段から生活の中に取り入れているからなのだと思います。

勿論、親族間の意見の相違があるのは事実ですし、子供たちも成長しますので部活動やら学習塾やらと忙しく軽視されてしまいそうですが、親世代が習慣を守っていければ子供たちが新しい家族を作ったときに伝えてあげられる時が来ると思います。もめごとのない家族は存在しません。たぶん。でもそういうわだかまりとか理不尽さを超えてご先祖様や神様を大事にするという根っこの部分で同じ方向を向いていれば、お互いを大切にする気持ちや感謝の気持ちを思い起こし、人はその家族を幸せそうだなと思うのではないでしょうか。

著名なギタリスト 故 Stevie Ray Vaughan(スティーヴ・レイ・ヴォーン)の作品の中に実兄との共作で”Family Style”というアルバムがあります。若いころの店長がよく聴いていたアルバムの一つでとても思い入れがあります。日本語に直訳すれば「家族様式」といいますか、それぞれの家族の在り方は様々で色々と違いますが脈々と繋がっているんだというようなニュアンスで捉えています。それをショップ名に冠してみたくなりました。