矢、矢尻(鏃)、矢筈

矢は武器として狩猟の道具として人類が生活するうえで有史以前から必要な道具でした。日本ではさらに追儺の行事(節分)、破魔弓、などの神事にも用いれられています。

家紋として成立するには尚武的意味合いと邪気払いの意味が色濃いと思われます。武具として、刀剣よりもデザイン的にわかりやすく、武家として知らしめるのに象徴的道具です。デザイン的展開も多様になりました。

矢車模様の鍔
矢車模様の鍔

矢の家紋は

  • 矢羽 矢の軌道を安定させる
  • 矢尻(鏃)先端にとりつける鋭利な刃物
  • 矢筈 弓の弦に番えるための二股の金具
  • 矢全体 上記三点と軸である矢柄をあわせたもの

上記部位がそれぞれ紋として展開しています。矢筈紋は実物からのデザインとかけ離れ、絵柄のない矢羽も矢筈として分類されています。

 

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矢、矢尻、鏃、矢筈の家紋

中輪に矢尻付き違い矢

的に当たり矢

丸的に当たり矢

矢筈の刺繍家紋

矢筈

丸に矢筈

折れ矢筈

丸に折れ矢筈

陰矢筈

中太輪に陰矢筈

違い矢筈

丸に違い矢筈

並び矢筈

丸に並び矢筈

三つ並び矢筈

丸に三つ並び矢筈の刺繍家紋

丸に三つ並び矢筈

三つ重ね矢筈

入れ違い矢筈

細輪に六つ矢筈

三つ追い矢筈

抱き矢筈

六つ矢尻

斑入り違い矢

糸輪に一つ矢尻

違い矢

丸に違い矢の刺繍家紋

丸に違い矢

三つ並び矢

陰違い矢

片桐違い矢

三つ重ね矢

矢尻付き三つ重ね矢

毛輪に五つ矢

七つ矢車

八つ矢菱

抱き矢の丸

三つ矢の丸

抱き矢に三つ蔦

丸に割り違い矢

丸に割り違い矢

丸に並び矢

輪貫に三つ並び矢

丸に三つ並び矢

三つ日の丸扇に三本矢

矢筈(原型)

矢筈を側面から見た本来の形状になっています。この「矢筈」こそが矢筈紋の原型と考えられます。 「矢筈」の家紋と区別するため、こちらの家紋名称を矢筈(原型)としました。

糸輪に五つ矢

源氏輪に並び矢

源氏輪に違い矢

使用家 矢島氏: 近江国野洲郡矢島より起こる。宇多源氏佐々木氏流。 梶原氏: 相模国鎌倉郡梶原より起こる。桓武平氏鎌倉氏族。  

源氏輪に並び矢筈

使用家 佐野氏 :伊勢国の藤原氏秀郷流足利氏流。定紋は鎧蝶。『寛永系図』では「源氏輪に並び矢筈」と載る。 服部氏:伊賀国阿拝郡服部郷より起こる。服部裔。服部氏の代表紋と云われ多く用いられる。他に美濃国の清和源氏石橋氏族の […]