如意宝珠
宝珠は「願望を叶える珠」という意味の如意宝珠のことです。中国で雑宝の一つに数えられ文様として日本に伝来します。日本でもその意匠を使用し「宝尽くし文様」の一つとなります。
宝尽くしの「宝物」の其々は一つの紋として家紋に使われています。家運を吉祥にあやかったおめでたい紋に託したものと考えられます。

日本の意匠 京都書院
法具としての宝珠
密教では火焔付き宝珠を舎利(釈迦の遺骨)を納める容器とされます。修験の山では火焔宝珠をよく見かけます。この火焔宝珠は法具としての意味合いが強く、上記の「宝珠」とは一緒にできないかもしれません。おそらくは「剣」や「輪宝」の家紋と同様に密教に関わる宗教的な家紋のように思われます。宝珠は、古代インドにおける理想的な王、転輪聖王がもつ七つの宝の一つです。


現在の山梨県見延にある七面山は日蓮宗のお寺です。日蓮上人入山以前の七面山は修験道の山であったようです。

宝珠の家紋・玉の家紋






