菱餅の作り方

菱餅の作り方

米粉を用いて簡易的に菱餅を作ることも可能ですが、ここでは本格的な菱餅の作り方を紹介します。

材料

もち米、くちなしの実、食紅赤(注1)、蓬(よもぎ)、菱の実 です。

注1:食紅赤は市販されているものですが、くちなしの実を材料に酵素をくわえて赤く発色させているものです。

桃色の餅

くちなしの実は予め粉砕し煮だします。すると鮮やかな黄色がでるので、そこに食紅赤をいれて桃色用の染液とします。もち米にこの桃色染液を浸して蒸しあげると鮮やかな桃色のもち米が蒸しあがります。

白色の餅

白色の餅には炊きあがったもち米に菱の実を細かく砕いたものを混ぜ込みます。そこから衝いて餅にします。

右:菱の実

蓬餅(緑)

もち米を蒸しあげたのちに、蓬を煮てミキサーにかけてペースト状にしたもの混ぜ込んで衝き上げて餅にします。

 

型入れ

一番上の桃色餅から型に押し込んでいきます。角に隙間の無いように押し込みます。
次に中段の白餅を型に押し込みます。
最後に最下段の蓬餅を型に押し込んでいきます。

型から出すとこのように巨大な菱餅が出来上がります。

これが菱形の良いところなのですが、菱形4つの辺において各辺の対面の辺に対して平行して2分割又は3分割して切り分けると、縮小した菱形に分割されます。

ひなあられ

「ひなあられ」も同じ材料で作ることができます。

関東のひなあられの場合は、乾燥したもち米を油で揚げたものに着色したポン菓子です。このお話は別の項で。

 

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